バイク下取り


バイク王子
私、「バイク王子」は長年中古ビジネスの現場に身を置いていました。中古ソフト買取り店(ゲーム・DVD)、中古ゴルフショップなどを数店舗運営していました。

 

その「プロの中古買い取り業者」としての経験から、趣味のバイク(10台ほど乗り継いできました)の買い替えの際に、“ちょっとした工夫”をするだけで、相場よりもかなり有利な値段で売却できることに気付いたのです。中古買取販売業を15年営んだその知識と経験に基づいて、私が実際に実行した「バイク高額売却の裏技」をご紹介します。 ぜひ参考にしてみてください。

過去のショップ
(上の写真は経営していた中古ゲーム買取ショップの写真です)

バイク下取りとバイク買い取りの違い

バイク下取りとバイク買取りとは似て非なるものです。まずは、ここをハッキリさせておきましょう。

 


・バイク下取り
⇒ 新車を買うお店で処分を頼む際に値段をつけてもらう。
             どちらかといえば、“新車値引き”の要素が強い。

・バイク買い取り 買取り専門業者に売却する。現金化の要素が強い。

 

では、「下取り」と「買取り」どちらが私達ライダーにとってメリットがあるのでしょうか?

 

バイク下取りのメリット
面倒な事務手続きが不要、新車や買い替えをするお店でまとめてやってもらいます。 新しいバイクが納車されるまで古いバイクに乗れたり、 馴染みの店だったりすると安心感があります。

 

バイク下取りデメリット
バイクを下取りした店で再販することが多いため、 店の在庫状況や販売力、そして地域差によって価格にバラつきが出ることがよくあります。 新しく買うバイクの値引きとの「どんぶり勘定」になりがちです。

 

バイク買い取りのメリット
買取り専門業者は、買取ったバイクを業者間オークションで即売却します。このため、在庫リスクが無いので、相対的に高い値段で買い取ることができます。地域によるばバラつきも無し。

 

バイク買い取りのデメリット
色々なバイク買取り業者があり、なかには強引な業者もあるようなので不安も。

 

正直、もっとも手間いらずなのは馴染みの店に下取りしてもらうことです。私も初めの数台はそうしました。

 

しかし、あるとき数年来の付き合いのBMWディーラーに何の気なしに聞いてみたんです。

 

「最近、バイク買取り業者のCMが多いけど、ぶっちゃけ、ここで下取りしてもらうのと、バイク買い取り専門業者、どちらが得なの?

 

すると・・・、驚きの答えが返ってきたのです

バイクショップの本音~下取りよりも「買取り」

下取りと買取りではどちらが得なの?という私の質問に、店長は間髪入れずこう答えたのです。

 

そりゃ、バイク買い取り業者ですよ。買取り専門業者で現金化して、そのお金で新しいバイクを買った方が得ですよ。」

 

正直、これは意外な答えでした。安く下取りして儲けているものと決めつけていましたからね。

 

そのワケを聞いてみると、店頭で下取りしたバイクは自分の店で再販するので、売れ残りリスクを考えるとあまり高い値段は付けられないとのことでした。

 

要するに、せっかく新車を販売しても、下取りしたバイクが売れ残ってしまうと、その損失(下取り分・メンテ代・販管費)分で新車販売の利益など軽~く飛んでしまうのです。

 

考えてみれば、私が経営していた中古ゲームショップでも、デッド在庫になりそうなものは「駅前の店が高く買ってますよ」とか言って、なるべく買わないようにしていたものです(汗)。 中古バイクも理屈は全く同じなワケです。このアドバイスにしたがって処分したBMW1600GTですが、下取り(見積もり)は40万円、バイク買い取り業者では43.5万円でした。

その差額なんと約4万円!!

4万円といえば、ショウエイの良いヘルメット1個分ですから、この差はかなり大きいですね。

 

下取りよりも買取りが有利!ということが分かりました。


では、どうすれば高く買取り業者に売ることができるか? ここをお話していきましょう。

中古買取の本当の現場とは

少々話はそれますが、私が中古ゲーム店を経営していたときの中古買取のリアルな現場を暴露しましょうか。その時に、私がアルバイトなどのスタッフに指導・教育していたことは以下のことです。

 

買取には、上限価格と下限価格を設定する

現場の査定では、必ず「査定額の幅」があらかじめ設定されています。

例えば、キズの程度の判定ですね。パソコンに傷の程度をを1~5段階まで入力するのですが、そのときのキズの程度を1にするか2にするかは現場スタッフの判断です。 キズ以外も同様の判定を重ねて、最終買い取り価格が決まるわけですね。その最終判定価格にも必ず「上限と下限」が用意されています

スタッフにはその範囲内、かつ「なるべく安く」買取りをすればいいと伝えていました。 最後は人間が査定をしているので、必ずそこには“あそび”があるのです。

 

お客さんに納得して売却をしてもらうために精一杯の接客をすること

当たり前のように聞こえますが、「お客さんが納得してくれる」ということろがミソなんです。
ちょっと別の言い方をすれば、「納得さえしてくれれば必ずしも最高価格で買取る必要はないということです。要するに、ある程度の買取金額幅設定のなかで、 あとは当事者同士の話し合いで決まるのが「中古業界の現場」ということです。

 

では、肝心のバイク買取業界はどうなのでしょうか?

ネットの悪い評判・口コミには驚かない

私は、これまでに4台の愛車をバイク買取専門業者に売却しました。2台が「バイク王」2台が「ゲオバイク(現バイクランド)」です。(下記に売却証明書の一部を掲載しておきます)

バイク王買取証明書 ゲオ買取証明書
~ 私が実際に売却した時の書類です。クリックで拡大します~

 

査定前にインターネットの口コミや評判で、「バイク王」「ゲオバイク」どちらの業者も入念に調べました。 バイク王の口コミは多かったですね(取扱い台数から当然の結果でしょうけど)。その口コミには辛口の評価を多く目にしました。

 

その多くは、

「出張査定前に言われた査定額と、実際の現場での差があまりにも大きい。」
「査定額に納得がいかないので断ろうと思ったけど強引なので断れなかった。」

などです。

 

しかし、同じ中古業界にいた私はあまり驚きませんでした。 中古商売というのは、多かれ少なかれそうしたものなのです(^^;

重要なのは、それを知った上で利用することです。

 

私は、実際にバイク王とゲオバイクに「ほぼ最高額」でバイクを売却できていますよ。

買取業者との交渉の流れを知ろう

4度バイク買取りの流れを経験しましたが、毎回ほぼ同じ「流れ」でしたね。

査定前にネットや電話で伝えてくる査定額は「あくまでも最高の状態」を前提としています。 そして、現場でのお客様との会話の中で上手に着地点を探りながら買取額を提示してきます。

 

私の店でゲームを買い取る時にスタッフがやっていることと同じです。
ですから、私は実際のバイク査定のときも、

 

「当然、最低金額から提示してくるだろうな」

 

と想定していました。ですから、事前の電話査定で聞いた金額とかけ離れていても全く驚きません。 たとえ、それがとんでもなく安い金額でもです。

 

最初の提示金額はあくまで「交渉開始のゴング」。 はじめからそう覚悟しておけば、心理的に追い込まれずにすみます。 それと、査定の前後には予定を入れておかない方がいいですね。 時間にゆとりがないと適当なところで妥協してしまいますからね。

バイク買取りの現場【実況中継】

ビックスクーターを下取りに出した時は、査定前電話で言われた査定額は、最高で30万円弱。 しかし、現場で査定終了後に提示された金額は13.5万円でした。

 

事前査定との差額、なんと約20万円(!)。 私は最初から20万円以下では絶対に売るつもりはありませんでした。中古販売価格の相場から逆算すると、それが自分の納得できる額です。

 

ですから、最初の査定額を聞いてこう言いました。

 

私 「それならいいです。もうしばらく乗ることにします。
 
今日はお疲れ様でした。どうぞお引き取り下さい。」

 

それを聞いた、買取専門業者(ゲオバイク)はちょっと顔色を変えて、

 

買取業者 業者:「では、いくらなら売って下さいますか?」

 

すかさず、

 

 「買取上限金額ならいいですよ!」

 

買取業者 「では、今日納得すれば売って下さるんですね」

 

私 「もちろん」

 

買取業者 「少々お待ち下さい」

 

と言って、携帯電話を取り出して私から遠ざかって行きました。

 

この時点で私は「上司に上限金額の決済を取りに行ったな」と確信しました。

 

こんなやり取りをしているうちに、
次の査定予約をしていた「バイク王」の査定士がやってきてしまいました。

 

私 「すみません、ゲオバイクさんとの査定が長引いてしまいました。ゲオバイクさんの査定が終わるまで待っててもらえますか?」

 

買取業者の大手2社に査定をしてもらって高いほうに売ればいいと思っていましたが、査定が長引いて査定士同士が鉢合わせになるとは全く予想はしていませんでした。私はこの偶然を逆手に取って次のようにいいました。

 

私「バイク王さんとゲオバイクさんのどちらか高いほうで売りますよ」

 

そこからは両者が何度も本社と電話を繰り返してなにやら相談をしていました。 さらには、バイク王とゲオバイクの査定士が相談したうえで私にこう言いました。

 

買取業者 「じゃあ、セリ一発か決めてもらいましょうか」

 

私 「セリ?いっぱつ?それって何ですか」

 

私 「セリは買取金額を業者同士で上げていって、お客さんの希望金額になったら買取成立です。
一発は、買取上限価格を紙に書いてお客さんに渡し、そこで高かったほうで決まりです」

 

つまり、「セリ」はオークションのように買取価格が上がっていき、「一発」は両社の一番の高値を紙に書くというものでした。


買い取り現場でのこうしたバッティングは、おそらく頻繁に発生しているのでしょうね。この両者のやり取りに「なるほどな~」と感心してしまいました。

 

私はどっちでもよかったのですが、

 

私「20万円以上ならどちらでもいいですよ。じゃ、まあ一発でお願いします」

 

と言いました。20万円が私の最低売却希望金額でしたからね。


そして、両社の提示額のメモを受け取ってみてビックリ。どちらも、はるかに20万円を超えているではありませんか!


わずかに高い提示だったゲオバイク(23万円)に決めました。

 

結局、最初の13.5万円が23万円になってしまいました
私のビックスクーターは人気車種で、春のバイクシーズンを控えていたとはいえ、ここまで上限金額があったとは驚きでしたね。最初から2社に査定を依頼しておいて正解だとホッとしました。


そのバイクの中古販売相場は知っていましたから、

私「ホントにこの値段で大丈夫なの?」

 

とゲオバイクに聞いたら、すかさず敗れたバイク王が、

 

私 「さすがにこの買取価格は普通はあり得ませんよ」

 

とすがすがしく負けを認めて、今回の買取金額が相当高いことを私に伝えてくれました。

交渉終了までに3時間ほどかかったと思いますが、時給に換算したらすごいですよね(笑)。

 

もうお分かりだと思いますが、

 

ここでのポイントは『2社同時査定』です。

 

病気の診断にも「セカンド・オピニオン」があるように、あなたの大切な愛車の査定も、複数の見積もりを出すのは当然のことなのです。

 

車、不動産、宝石、私の属していたゲーム業界まで、中古買取の業界はそんなのは織り込み済みです。
妙な日本人的な気遣いはまったく必要ありません!

 

ただし、根拠もなく「もっと高く買え」といってもダメですよ(^^;

しっかりと適正な価値判断をしてもらえと言いたいのです。

 

まずは、数十秒でわかる「オンライン査定」を下記の2社でやってみてください。



バイク買取りの現場【実況中継】その2

BMWの買取証明書は、バイク王で買い取ってもらった時のものです。 正規ディーラーでは40万円、バイク王では43.5万円でした。

 

もちろん、この時もすんなりとプラス約4万円が出た訳ではありません。


実は、バイク王での最初の見積もりは40万円でした。 そこでバイク王に、

 

私「このバイクを買ったショップなら40万円だけど、
  新車が納車されるまで乗っていていいので今日は売りません」

 

私 「では、新車納車の直前にもう一度お電話下さい。その時の市場価格もありますから」

 

要は、最初の段階では交渉不成立だったわけです。

 

そして、その後の新車納車直前に『再度、バイク王に電話』をしたら、43.5万円の査定額が出ました。約4万円プラスです。 大型の外車で市場のニーズが少ないことは知っていましたから、この時はゲオバイクには査定依頼しませんでした。


この時に数万円アップした秘訣は、一旦断ったことです。

 

実は、中古買取り業者(当時の私も含めて)の定番トークがコレ↓

 

私 「次回査定の時にも同じ金額が出るとは限りませんから!」

 

これが事実のときもありますが、私はそれならそれでいいと思っていました。 あまり時間を空けなければそうそう相場も激変するとも思えませんでしたから。 自分の店でも売れ筋の商品は、そう簡単に値崩れすることはありませんでしたからね(笑)。

 

ですから、安易な妥協は禁物ですよ!

バイクの高額査定のキモ

以上の私の体験から言えることは、準備をしっかりとしておくことです。
あまり交渉が得意でない方は、もう一度下記のポイントをしっかりと覚えておきましょう。

 

自分が納得いかないならキッパリと断る

バイク王とゲオバイクの大手2社の買取最高価格を査定前に聞いておく

バイク王とゲオバイクの2社に査定を依頼しているとしっかりと伝える

買い取りたいのは相手(業者)であることを自分に言い聞かせる

相手は良くも悪くもプロであり、買取りは交渉事だということを忘れない

 

これであなたも自信をもって査定に立ち会えますね(^^v
まずは、バイク王とゲオバイクの2社同時オンライン査定から始めましょう↓。

 




当サイトコンテンツ